スポーツ性能とツーリング性能を高い次元で融合したクロスオーバーツアラー、GSX S1000GX。多くのライダーが注目するこのモデルは、足つき性やシート高、そして性能面に至るまで、選ぶ際に押さえておきたいポイントが数多く存在します。
ここでは、GSX S1000GX 足つきの実際の印象やスズキの同モデルとシート高を比較しながら、シート高が高いメリットとは何かについても詳しく紹介します。さらに、GSX S1000GXの特徴と性能について解説し、GSX S1000GXに搭載された電子制御サスペンションの魅力についても触れていきます。
- GSX S1000GXの足つきとシート高の実際の感覚
- 他モデルとのシート高比較やシート高のメリット
- GSX S1000GXの特徴や性能、電子制御サスペンションの内容
- ユーザーのリアルな評判や燃費性能と最高速度に関する情報
GSX S1000GX 足つき シート高 性能の基本情報まとめ
足つきの実際の印象
GSX S1000GXの足つきは、シート高が高めでありながら意外と扱いやすいと感じられる作りになっています。初めて跨る際には不安に思うかもしれませんが、工夫されたシート形状がその不安を軽減してくれます。
-
シート高は830mmと高めの設定
-
シート幅がスリムなため、足を下ろしやすい
-
身長160cm程度でもつま先は接地可能
-
車両重量は232kgと大型だが、重心設計が良いため起こしやすい
スズキの同モデルとシート高を比較
GSX S1000GXのシート高は、スズキの他の大型モデルと比較すると中間的な位置づけとなります。純粋なアドベンチャーモデルよりは低く、スポーツネイキッドよりは高めという絶妙な設定です。
-
GSX-S1000(ネイキッド):シート高810mm
-
GSX-S1000GT(スポーツツアラー):シート高810mm
-
Vストローム1050(アドベンチャー):シート高850mm前後(可変)
シート高が高いメリットとは
シート高が高いことは必ずしもデメリットではありません。GSX S1000GXの場合、この高さがツーリング性能や快適性に寄与しています。
-
走行中の視界が高くなり、交通状況を把握しやすい
-
ロングストロークサスペンションによる快適な乗り心地が実現
-
足回りのストローク確保により、荒れた路面でも安定感が向上
-
高めのライディングポジションでリラックスした姿勢がとれる
-
シート厚の余裕により長距離走行時の疲労を軽減
特徴と性能
スポーツ性能とツーリング性能を兼ね備えたクロスオーバーツアラーとして、多彩な装備と先進技術が盛り込まれています。
-
GSX-R1000由来の999cc 4気筒エンジン、150PSの高出力
-
スズキ初採用の電子制御サスペンション「S.A.E.S.」搭載
-
アクティブダンピングコントロールや減衰力自動調整機能を装備
-
大型6.5インチフルカラーTFTメーターとスマホ連携機能あり
-
クイックシフター、クルーズコントロール、ETC2.0などツーリング向け装備も充実
GSX S1000GXに搭載された電子制御サスペンションの魅力
GSX S1000GXに搭載された電子制御サスペンションは、快適な乗り心地と高い操縦安定性を両立しているのが大きな魅力です。走行状況に応じて自動的に減衰力を調整し、ツーリングからワインディング走行まで幅広く対応します。
-
スズキ初採用となる「S.A.E.S.」を搭載
-
前後のストロークセンサーとIMUからの情報で減衰力を常時最適化
-
アクティブダンピングコントロールにより、路面の凹凸でも滑らかな走行が可能
-
制動時のピッチングを抑制するSDDC機能を採用
-
ユーザーモードでは細かいセッティング変更も可能で好みに応じた調整が可能
GSX S1000GX 足つき シート高 性能を選ぶ際の注意点
ユーザーのリアルな評判
良い評判
1. 電子制御サスの快適さに驚きました!
「ロングツーリングでの疲労感がまるで違います。今までのバイクでは段差を乗り越えるたびに振動が気になっていたのですが、GSX S1000GXだと本当にスムーズ。高速道路でも安心して走れました。」
【投稿者:50代男性/ツーリング中心に年間約1万km走行】
2. ハンドルポジションがちょうど良い
「幅広めのハンドルとポジションがとても自然です。長時間乗っても肩や腕が疲れにくく、アップライトな姿勢が快適。街中でも取り回しやすいです。」
【投稿者:40代女性/日常の街乗り+週末ツーリング派】
3. デザインが想像以上にカッコいい
「ネットで見ている時より、実車の迫力と高級感がかなり良い意味で裏切られました。縦二灯ライトも他にない顔つきで、とても気に入っています。」
【投稿者:20代男性/デザイン重視の若年層ライダー】
悪い評判
1. 車重が少し重く感じる場面もある
「走っているときは全く問題ないですが、取り回しや駐車場での押し引きはやっぱり232kgという重さを感じます。特に坂道や狭い場所では慎重に扱う必要がありますね。」
【投稿者:40代男性/通勤や近距離使用がメイン】
2. サイドスタンドの出し入れがやや難しい
「足が短めなので、サイドスタンドに足が届きにくいことがあります。慣れれば問題ないけれど、初めての方は少しコツがいるかも。」
【投稿者:30代女性/身長158cm・普段は中型バイクに乗車】
シート高・足つきに関する評判
良い評判:シートの細さが効いている!
「シート高830mmって聞いてちょっとビビってたけど、実際にまたがってみたら意外とスッと足が下りました。シートが細めだから、数値以上に安心感があります。170cmの僕でも街乗りで苦になりませんでしたよ。」
【投稿者:30代男性/身長170cm・リターンライダー】
悪い評判:小柄な私にはやっぱり高めかな
「身長160cmだと、つま先はつくけど停車時はちょっと不安な場面もあります。前述の通り、シート形状は工夫されているものの、信号待ちでの安定感はもう少し欲しい感じでした。純正のローダウンシートも検討中です。」
【投稿者:40代女性/身長160cm・ツーリング好き】
Webike バイクレビュー https://www.webike.net/shopping/
バイクブロス https://www.bikebros.co.jp/
純正カスタムパーツが豊富な理由
GSX S1000GXには純正のカスタムパーツが豊富に用意されています。これはスズキが幅広いライダーのニーズに応えるため、標準状態からさらに使い勝手を高めることを想定しているためです。
-
ツーリング用途に対応するリアキャリアやパニアケースが純正で揃う
-
純正アクセサリーとして異なるシート形状・厚みの選択肢がある
-
ハンドルガードやウインドスクリーンなど快適性向上パーツも用意
-
電子制御に対応したカスタムパーツで安心して機能を拡張できる
-
メーカー保証の対象になる純正パーツなので安心して装着できる
GSX S1000GXの燃費性能を解説
燃費は、排気量999ccの4気筒エンジンとしては標準的な性能を持っています。ロングツーリングを意識した設計のため、燃費性能と快適性のバランスが取れています。
-
公称燃費は約20km/L前後(走行条件により変動あり)
-
スポーツ走行時は燃費がやや低下する可能性あり
-
燃料タンク容量は19Lと大きめで長距離ツーリングに対応
-
電子制御によるエンジンマネジメントが効率向上に貢献
GSX S1000GXの最高速度はどれくらい?
GSX S1000GXは、スポーツツアラーとして高い走行性能を備えており、十分な最高速度性能を持っています。公道で法定速度内を快適に走ることを前提としつつも、エンジンのポテンシャルは非常に高いです。
-
最高出力150PSにより200km/h以上の速度域まで対応可能
-
高速道路での合流や追い越し時に十分な加速性能を発揮
-
電子制御サスペンションと安定したフレームにより高速走行でも安心感が高い
-
クイックシフターの搭載でスムーズな加速が可能
-
実際の使用では快適なクルージング速度域(100〜140km/h)が非常に得意
参照サイト
SUZUKI公式 https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000xrrem5/