バイクのヘルメット 蒸れる原因と対策とは
おすすめのヘルメット(フルフェイス)
蒸れにくいヘルメットを選ぶことで、走行中の快適さと安全性を両立することができます。通気性に優れたタイプを選ぶことが、夏のライディングを乗り切るカギです。今回は安全性も考慮した快適なフルフェイスを紹介します。
- 一方でフルフェイスヘルメットは安全性が高く、ベンチレーション機能が充実したモデルを選べば夏でも快適です。
- 吸汗速乾性のある内装を備えたヘルメットは、汗のべたつきを抑えて清潔さを保ちます。
- 明るい色や反射素材を採用したものは、太陽光の熱を吸収しにくく、表面温度の上昇を軽減。
- 通気チャンネルを内蔵した構造のモデルは、空気の流れをしっかり確保して蒸れを抑えます。
【SHOEI】 X-Fifteen 8万~10万円
SHOEIのフラッグシップモデルで、MotoGPライダーのマルク・マルケス選手も使用しています。通気性に関しては、前頭部から後頭部にかけて複数のエアインテークとアウトレットを配置し、効果的なエアフローを実現しています。また、チークパッド冷却換気システムにより、ヘルメット全体の通気性をさらに向上させています。これにより、暖かい条件下でも快適なライディングを提供します。
安全性: 独自のAIM+構造により、軽量ながら高い衝撃吸収性を備えています。
企業情報: SHOEIは日本の高品質ヘルメットメーカーで、全製品を国内で設計・製造しています。
ヘルメット SHOEI https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/x-fifteen/
【Arai】 RX-7X 6万~8万円
Araiのトップレンジモデルで、レースからツーリングまで幅広く対応します。通気性に関しては、大型のディフューザーとエアインテークにより、効率的な換気を実現しています。具体的には、ディフューザーType12やICダクト5などの高度なベンチレーションシステムが組み込まれており、頭部全体に風を通し、ヘルメット内部の湿気や熱を効率よく排出します。
安全性: 独自のPB-SNC²シェル構造を採用し、優れた耐衝撃性を提供します。
企業情報: Araiは日本の老舗ヘルメットメーカーで、手作業による高品質な製品づくりでしられています。
Arai https://www.arai.co.jp/jpn/fullface/r7x_top.html
【OGK KABUTO】 SHUMA 3万円程度
コストパフォーマンスに優れたモデルで、日常使いからツーリングまで幅広く対応します。通気性に関しては、独自の「ウルトラクールシステム」により、走行開始から30秒ほどで涼しさを体感できる設計となっています。このシステムは、ヘルメット内の空気の流れを最適化し、蒸れを防ぎます。
安全性: 軽量設計ながら、JIS規格に適合した安全性を確保しています。
企業情報: OGK KABUTOは大阪に本社を構える日本のヘルメットメーカーで、独創的な製品開発に取り組んでいます
着用前の対策で蒸れを予防する
ヘルメットをかぶる前に一手間かけることで、蒸れを予防しやすくなります。工夫次第で快適性が大きく変わるため、出発前の準備が重要です。
冷感素材のインナーキャップ
ヘルメット乾燥
冷却グッズで快適さを保つ
ライディング中やその直後も、適切な対策を取ることで、ヘルメット内の蒸れを抑え、快適さを維持できます。少しの工夫で、走行中の不快感を大きく減らすことが可能です。
最適なジャケット
フルメッシュ構造で抜群の通気性
- 全体がメッシュ素材でできているため、風通しが非常に良く、夏場でも涼しい着心地です。
- 走行風がしっかりジャケット内に通るため、汗をかいても蒸れにくいのが特長です。
軽量で動きやすい
- 素材が軽くてしなやかなので、長時間のライディングでも疲れにくいです。
- ライディング姿勢に合わせた立体裁断、腕や肩が動かしやすいのも快適さの理由です。
着脱しやすく、調整機能も豊富
- 袖口、腰回り、腕などにサイズ調整のベルクロ(マジックテープ)があり、自分の体に合わせてフィット感を調整できます。
- インナーがない分、サッと羽織れてすぐ出発できる手軽さも魅力です。
通気性と安全性のバランス
- フルメッシュながら、肩・肘・背中・胸部に標準でプロテクターが装備されています。
- 通気性を犠牲にせず、しっかりと安全面にも配慮されています。
冷却ベスト
電源オンで瞬時に冷える!
- スイッチを入れると数秒で冷却プレートが冷たくなり、背中や首元などを直接冷却。
- 氷や水を使わないので、冷却効果が即効で安定的。
長時間冷却が可能
- モバイルバッテリーで駆動し、数時間連続使用が可能(目安:5,000mAhで約2~4時間)。
- 電源を入れている限り冷却が続くので、長時間のバイク走行にも向いています。
温度調節ができる
- 多くのモデルは冷却レベルを3段階や4段階で調整可能。
- 「寒すぎる」「物足りない」といったことが少なく、自分に合った冷たさを選べるのが◎。
水や氷が不要で手軽
- 水に浸したり、氷を入れたりする手間がなく、乾いたまま着用できるので清潔で扱いやすい。
- 使用後のメンテナンスも簡単で、ツーリングで繰り返し使いやすいです。
着用後の消臭方法で清潔を保つ
ヘルメットは汗や皮脂が溜まりやすいため、使用後の消臭対策を行うことで、快適で清潔な状態を保つことができます。においや菌の繁殖を防ぐことは、衛生面で非常に重要です。
- 内装が取り外せるヘルメットは、定期的に洗って乾燥させることで清潔を維持できます。
- 消臭スプレーは簡単に使えますが、使用後はしっかりと乾かすことが必要です。
- 活性炭や消臭パッドなどのアイテムを使えば、においの吸収を持続的に行えます。
- 湿気が多い場所での保管は避け、風通しの良い場所で乾燥させましょう。
- 衛生状態が悪化すると肌トラブルの原因にもなるため、定期的な清掃と消臭が欠かせません。